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佐井花烏月(さいかうづき)
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性別:
女性
職業:
一応漫画家?
趣味:
漫画を描く事
自己紹介:
佐井花烏月(さいかうづき)ともうします。
ここのブログでは
イラスト付童話や小説を制作していこうと思ってます。
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2011/06/02 (Thu)
すずにひもシリーズ
「う~ん、自分の美に執着してる奴が多いんだよ。きれいな男ってナル シスト多いしね~。
男の自分も女の自分も大好きって変わり者が集まっちゃってね、面白いからオカマバーやってんだよ。女心も男心も分かってくれる店って密かに人気なんだよ?」
「真一郎さんも女装ってするんです…か?」
「ううん、しないよ。俺はマトモだからね。でも、カイト君は女の子のカッコしてもらうから。」
「え?」
ニヤリと僕に微笑んだ…恐いというか…ナイスな悪戯を思い付いた子供
みたい……。
「おーい!ヒカル」
「はーい何ですかマスター」
よばれてきた女性じゃなくてオカマのヒカルさんは絶世の美女って感じだった。
でもよく見てみるとこの人は!
「すずさんとキス……!!」
興奮の余り大声を出し過ぎてしまった。
店の中のオカマ達がこっちに注目する。
そのため、言葉を飲み込んだ。オカマの視線は恐い。
「はぁ?だれ?この子?マスターの隠し子?」
不可解そうにこっちをじろじろ見て言う。
「そんなところだ。この子、今日からしばらく働くことになっから世話
してくれ。それにこの店に似合う格好をさせてくれ」
「じゃあ、おいでボーヤ」
僕の腕を掴むと化粧室までつれていかれた。
「うん!若いから化粧ののりがいいね~」
鏡の中には可愛い女の子の姿が映っていた…それは僕なんだけど、自分じゃないみたいだ。
僕は女装をさせられ、化粧をさせられてしまった。
「若いからって…ヒカルさんだって僕と同い年じゃないんですか?」
鏡に映っているヒカルさんの顔がニヤッと不敵に笑う様は艶っぽい。
「嬉しいこというね。こう見えても25だよ」
「えええ!!僕より9も年上!?」
「君はまだ十六なんだ~って?バレないようにしなよ、未成年者はこーゆー立派なところで働いちゃいけないんだから。」
はたして立派だろうか?鏡の僕は苦笑いした。
「名前聞いてなかったね何ていうんだ?」
「カイト…網田…カイトです…」
「へぇ…君がねぇ~」
僕のことをすずさんから聞いて知っているのだろうか。
口元に手を添えてまたつやっぽく微笑む。
なんか僕を吟味してるみたいに鏡の僕を見てまたふ~んと頷く。
僕はなんか嫌な感じかした。
この人はすずさんとキスした男イコール恋人のはずだ。
僕の恋敵。
同い年ぐらいだと思って嫉妬もしたのだった。
でも、すずさんより年上だったとは……
「あの…ヒカルさんは恋人いるんですか?」
「いるよ~めちゃくちゃ可愛いの娘が」
鏡の中に写るヒカルさんはさっきの艶っぽい笑みじゃなかった。
ちょっと、下品っぽい。
「もしかして…すずさんのことですか?」
口が先走ってしまった…
ヒカルさんはニンマリと微笑む。
やっぱりすずさんのことなんだ……
そう思うとライバル心が湧いてきた。
「僕……負けませんからね……」
鏡の中のヒカルさん…後ろに立っている男
(今はオカマだ。けどお互い様)
を睨み宣戦布告をした。
ヒカルさんはやっぱり不敵な顔をしてる。
「……かかってきなボーヤ」
フッと鼻で笑われた。
僕とヒカルさんの背景には見えない龍と虎のが炎を巻き上げ睨み合あっていた……
男の自分も女の自分も大好きって変わり者が集まっちゃってね、面白いからオカマバーやってんだよ。女心も男心も分かってくれる店って密かに人気なんだよ?」
「真一郎さんも女装ってするんです…か?」
「ううん、しないよ。俺はマトモだからね。でも、カイト君は女の子のカッコしてもらうから。」
「え?」
ニヤリと僕に微笑んだ…恐いというか…ナイスな悪戯を思い付いた子供
みたい……。
「おーい!ヒカル」
「はーい何ですかマスター」
よばれてきた女性じゃなくてオカマのヒカルさんは絶世の美女って感じだった。
でもよく見てみるとこの人は!
「すずさんとキス……!!」
興奮の余り大声を出し過ぎてしまった。
店の中のオカマ達がこっちに注目する。
そのため、言葉を飲み込んだ。オカマの視線は恐い。
「はぁ?だれ?この子?マスターの隠し子?」
不可解そうにこっちをじろじろ見て言う。
「そんなところだ。この子、今日からしばらく働くことになっから世話
してくれ。それにこの店に似合う格好をさせてくれ」
「じゃあ、おいでボーヤ」
僕の腕を掴むと化粧室までつれていかれた。
「うん!若いから化粧ののりがいいね~」
鏡の中には可愛い女の子の姿が映っていた…それは僕なんだけど、自分じゃないみたいだ。
僕は女装をさせられ、化粧をさせられてしまった。
「若いからって…ヒカルさんだって僕と同い年じゃないんですか?」
鏡に映っているヒカルさんの顔がニヤッと不敵に笑う様は艶っぽい。
「嬉しいこというね。こう見えても25だよ」
「えええ!!僕より9も年上!?」
「君はまだ十六なんだ~って?バレないようにしなよ、未成年者はこーゆー立派なところで働いちゃいけないんだから。」
はたして立派だろうか?鏡の僕は苦笑いした。
「名前聞いてなかったね何ていうんだ?」
「カイト…網田…カイトです…」
「へぇ…君がねぇ~」
僕のことをすずさんから聞いて知っているのだろうか。
口元に手を添えてまたつやっぽく微笑む。
なんか僕を吟味してるみたいに鏡の僕を見てまたふ~んと頷く。
僕はなんか嫌な感じかした。
この人はすずさんとキスした男イコール恋人のはずだ。
僕の恋敵。
同い年ぐらいだと思って嫉妬もしたのだった。
でも、すずさんより年上だったとは……
「あの…ヒカルさんは恋人いるんですか?」
「いるよ~めちゃくちゃ可愛いの娘が」
鏡の中に写るヒカルさんはさっきの艶っぽい笑みじゃなかった。
ちょっと、下品っぽい。
「もしかして…すずさんのことですか?」
口が先走ってしまった…
ヒカルさんはニンマリと微笑む。
やっぱりすずさんのことなんだ……
そう思うとライバル心が湧いてきた。
「僕……負けませんからね……」
鏡の中のヒカルさん…後ろに立っている男
(今はオカマだ。けどお互い様)
を睨み宣戦布告をした。
ヒカルさんはやっぱり不敵な顔をしてる。
「……かかってきなボーヤ」
フッと鼻で笑われた。
僕とヒカルさんの背景には見えない龍と虎のが炎を巻き上げ睨み合あっていた……
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