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童話、イラスト、物語だけを語ります。 個人的なことは書きません。 純粋に物語だけのブログです。
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佐井花烏月(さいかうづき)
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佐井花烏月(さいかうづき)ともうします。

ここのブログでは
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2018/11/16 (Fri)
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2016/09/11 (Sun)
「雪……好きだ……」
腕の中に優しく私を抱きしめて、耳元て囁く……

出会って一週間。
どうして、晴房さんのことを受け入れてしまったのか……

子供が欲しい……
と思っていたのは確かだった。

李流はもう、私の手から離れたようなもの……

私の人生は李流を立派に育てること……それが生きがいだったのに。

李流がよく出来た子で母として嬉しい。

でも
私の人生の目標を失った魂は空洞になって行った。

そんな時、晴房と出会ってしまった。

プロポーズも

子供を作らないか?

……私が欲しいと思った言霊だった。


夜、内緒であっているうちに、彼、晴房さん自身、子供のように感じることがある。
私に甘えてくれる。

私も彼に甘ている……

こんな恋愛はじめてかもしれない。

李流の父……最初に好きになった人は、他に好きな人がいた……その存在に負けられなくて、許嫁の立場を使って彼の好きな女を負かした。

それが心地よかったのかも知れない。

ホントの愛を知らなかった……
李流に対しての母性愛しか私は知らなかった。
それ以外要らなかったのに……


雪は柔らかい。
表情も心も体も……

どうして出会ってしまったのか……

李流の母に挨拶したかっただけなのに。
直感で好きになってしまった。
この女と子供を作りたい……

李流のような出来た人間を作りたい

と思っただけだったのこもしれないが、

はじめて雪……女というものを抱いた。
何も知らなかった。
人は血を通う生き物ということを心臓の音が重なる貴さを、温もりを……愛しさを
今まで知らなかった。


今まで容赦なく処罰してきた人にも、この様な温かさを持っていたのだろうが?

持っていたとしても、祝皇を害する者は許さない。

もし、雪が陛下を殺そうとしてもか?

有り得ないけれど、絶対とは言えない。

もしそうだとしても愛してもいいのか?
魂の元神が赦してくれるだろうか……
私が手を下す前に雪に下されたらどうしょう……

その前に……元神の元に還る

私がいなくても

私と雪の子が、雪の生きがいになってくれると思うから

いつも以上に激しく抱く。
雪も晴房の焦燥感を受け止める。

「どうか、私の子供を産んでくれ……」

愛してるから……という言葉を……罪のようで言えない……

神に背いて愛してるという言霊を言えない……


その代わり、言霊に出来ない結晶を雪に上げるから……

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