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佐井花烏月(さいかうづき)
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女性
職業:
一応漫画家?
趣味:
漫画を描く事
自己紹介:
佐井花烏月(さいかうづき)ともうします。
ここのブログでは
イラスト付童話や小説を制作していこうと思ってます。
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2016/09/11 (Sun)
短編小説
「雪……好きだ……」
腕の中に優しく私を抱きしめて、耳元て囁く……
出会って一週間。
どうして、晴房さんのことを受け入れてしまったのか……
子供が欲しい……
と思っていたのは確かだった。
李流はもう、私の手から離れたようなもの……
私の人生は李流を立派に育てること……それが生きがいだったのに。
李流がよく出来た子で母として嬉しい。
でも
私の人生の目標を失った魂は空洞になって行った。
そんな時、晴房と出会ってしまった。
プロポーズも
子供を作らないか?
……私が欲しいと思った言霊だった。
夜、内緒であっているうちに、彼、晴房さん自身、子供のように感じることがある。
私に甘えてくれる。
私も彼に甘ている……
こんな恋愛はじめてかもしれない。
李流の父……最初に好きになった人は、他に好きな人がいた……その存在に負けられなくて、許嫁の立場を使って彼の好きな女を負かした。
それが心地よかったのかも知れない。
ホントの愛を知らなかった……
李流に対しての母性愛しか私は知らなかった。
それ以外要らなかったのに……
雪は柔らかい。
表情も心も体も……
どうして出会ってしまったのか……
李流の母に挨拶したかっただけなのに。
直感で好きになってしまった。
この女と子供を作りたい……
李流のような出来た人間を作りたい
と思っただけだったのこもしれないが、
はじめて雪……女というものを抱いた。
何も知らなかった。
人は血を通う生き物ということを心臓の音が重なる貴さを、温もりを……愛しさを
今まで知らなかった。
今まで容赦なく処罰してきた人にも、この様な温かさを持っていたのだろうが?
持っていたとしても、祝皇を害する者は許さない。
もし、雪が陛下を殺そうとしてもか?
有り得ないけれど、絶対とは言えない。
もしそうだとしても愛してもいいのか?
魂の元神が赦してくれるだろうか……
私が手を下す前に雪に下されたらどうしょう……
その前に……元神の元に還る
私がいなくても
私と雪の子が、雪の生きがいになってくれると思うから
いつも以上に激しく抱く。
雪も晴房の焦燥感を受け止める。
「どうか、私の子供を産んでくれ……」
愛してるから……という言葉を……罪のようで言えない……
神に背いて愛してるという言霊を言えない……
その代わり、言霊に出来ない結晶を雪に上げるから……
腕の中に優しく私を抱きしめて、耳元て囁く……
出会って一週間。
どうして、晴房さんのことを受け入れてしまったのか……
子供が欲しい……
と思っていたのは確かだった。
李流はもう、私の手から離れたようなもの……
私の人生は李流を立派に育てること……それが生きがいだったのに。
李流がよく出来た子で母として嬉しい。
でも
私の人生の目標を失った魂は空洞になって行った。
そんな時、晴房と出会ってしまった。
プロポーズも
子供を作らないか?
……私が欲しいと思った言霊だった。
夜、内緒であっているうちに、彼、晴房さん自身、子供のように感じることがある。
私に甘えてくれる。
私も彼に甘ている……
こんな恋愛はじめてかもしれない。
李流の父……最初に好きになった人は、他に好きな人がいた……その存在に負けられなくて、許嫁の立場を使って彼の好きな女を負かした。
それが心地よかったのかも知れない。
ホントの愛を知らなかった……
李流に対しての母性愛しか私は知らなかった。
それ以外要らなかったのに……
雪は柔らかい。
表情も心も体も……
どうして出会ってしまったのか……
李流の母に挨拶したかっただけなのに。
直感で好きになってしまった。
この女と子供を作りたい……
李流のような出来た人間を作りたい
と思っただけだったのこもしれないが、
はじめて雪……女というものを抱いた。
何も知らなかった。
人は血を通う生き物ということを心臓の音が重なる貴さを、温もりを……愛しさを
今まで知らなかった。
今まで容赦なく処罰してきた人にも、この様な温かさを持っていたのだろうが?
持っていたとしても、祝皇を害する者は許さない。
もし、雪が陛下を殺そうとしてもか?
有り得ないけれど、絶対とは言えない。
もしそうだとしても愛してもいいのか?
魂の元神が赦してくれるだろうか……
私が手を下す前に雪に下されたらどうしょう……
その前に……元神の元に還る
私がいなくても
私と雪の子が、雪の生きがいになってくれると思うから
いつも以上に激しく抱く。
雪も晴房の焦燥感を受け止める。
「どうか、私の子供を産んでくれ……」
愛してるから……という言葉を……罪のようで言えない……
神に背いて愛してるという言霊を言えない……
その代わり、言霊に出来ない結晶を雪に上げるから……
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