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佐井花烏月(さいかうづき)
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性別:
女性
職業:
一応漫画家?
趣味:
漫画を描く事
自己紹介:
佐井花烏月(さいかうづき)ともうします。
ここのブログでは
イラスト付童話や小説を制作していこうと思ってます。
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2009/11/20 (Fri)
さいかうづきの童話の詩
私は
眠る
美しき姫
いばらに包まれた城で
王子を待つ
でも
もう
若くない
時間がない
現実の私はもう
若くない……
こんな私を目覚めさせる王子は
現れない
現れるとすれば……
狩り忘れた魂は今はいない魔女の呪いによって
茨の城に閉じ込められている
私は死神
大ぶりの鎌を振るい茨を斬って魂のもとへ辿り着く
「姫むかえにきましたよ」
夢の中で
黒いマントに
大きな鎌をもった死神が現れた
黒いマントからのぞく顔は
骸骨ではなかった
金の髪に澄んだ空を思わせる瞳
美しく整った青年だった
眠る
美しき姫
いばらに包まれた城で
王子を待つ
でも
もう
若くない
時間がない
現実の私はもう
若くない……
こんな私を目覚めさせる王子は
現れない
現れるとすれば……
狩り忘れた魂は今はいない魔女の呪いによって
茨の城に閉じ込められている
私は死神
大ぶりの鎌を振るい茨を斬って魂のもとへ辿り着く
「姫むかえにきましたよ」
夢の中で
黒いマントに
大きな鎌をもった死神が現れた
黒いマントからのぞく顔は
骸骨ではなかった
金の髪に澄んだ空を思わせる瞳
美しく整った青年だった
死神の王子様…
私を目覚めさせてくれるの?
私はドキドキしながら聞いた
死神に一目ぼれしてしまったから
現実で恋は期待していない
出来ればこの夢幻の中であなたと永遠に過ごしたい
それは出来ない……
私は死神だ
すべての魂
存在を狩るものだから
…だけど私も姫に心を奪われてしまった
美しき純粋な魂のあなたに…
やさしく
抱きしめて
見つめ合って
ほほ笑み
口づける…
そして
鎌を姫に突き刺して
姫の魂はほのかにピンク色したバラになり
棘が死神を刺した
死神は甘い痛みに感じた…
眠り姫は恋を抱き永遠に眠る…
私を目覚めさせてくれるの?
私はドキドキしながら聞いた
死神に一目ぼれしてしまったから
現実で恋は期待していない
出来ればこの夢幻の中であなたと永遠に過ごしたい
それは出来ない……
私は死神だ
すべての魂
存在を狩るものだから
…だけど私も姫に心を奪われてしまった
美しき純粋な魂のあなたに…
やさしく
抱きしめて
見つめ合って
ほほ笑み
口づける…
そして
鎌を姫に突き刺して
姫の魂はほのかにピンク色したバラになり
棘が死神を刺した
死神は甘い痛みに感じた…
眠り姫は恋を抱き永遠に眠る…
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