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佐井花烏月(さいかうづき)
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性別:
女性
職業:
一応漫画家?
趣味:
漫画を描く事
自己紹介:
佐井花烏月(さいかうづき)ともうします。
ここのブログでは
イラスト付童話や小説を制作していこうと思ってます。
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2011/05/30 (Mon)
すずにひもシリーズ
「すずちゃんと住んでたお兄ちゃんだよ。今日から暫く家で住むことになったんだ。ね?」
と合図のように真一郎さんはウインクをした。
「は、はい。カイトって言うんだよろしくね」
「うん!ヨロシクーーっ!!」
といい、二人していきなり僕に飛びかかってきた。
僕は重心を崩してソファーに倒れ容赦なく馬乗りにさて女の子のほうが小さな短い腕をクロスして遠慮なく首をしめてくる。
そして、男の子の方がカウントをとる。
「勝ったー!アイちゃんの勝ち!」
「さすが、藍ちゃん!今度、蓮くんのばんね!」
「こらこら、二人とも今日のところはこれぐらいにしなさい!」
さすがに見兼ねた真一郎さんが僕の上から藍ちゃんを持ち上げどか
し、蓮くんのとなりに下ろす。
「は~い!おやしゅみなちゃーい!」
やはり声をあわせて命令どうり部屋に戻っていく。
藍ちゃんの締め技のせいで咳き込む僕の背を真一郎さんが擦ってくれる。
「ごめんな凶暴な子供達で、でも可愛いだろ?すずちゃんが時たま来て、プロレスをあの子たちに教えていくんだよ」
「す…すずさんが……そうですか…」
確かに、鈴さんはプロレスが大好きだったから納得がいく。
それにしてもすずさん真一郎さんの家にくるなんて…
僕がもしここに居候させてもらってるって知ったらどうなるんだろう…
翌朝、真一郎さんにことわり、冷蔵庫の中に入っていた物で、僕は真一郎さんと双児達に朝御飯をふるまった。
振る舞ったといっても、ソーセージエッグと、さらだと、お味噌汁だけだけど。
「おいしー!」
「ねー!」
と双児は喜ぶ。
「うん、本当に美味しい!才能あるよカイトくん」
「有難うございます」
美味しいって言ってもらうのは、とっても嬉しい。
でもすずさんはここにはいない…なんだか寂しい。
「すずちゃんにカイトくんを返すのが惜しくなっちゃうなー…別に無理しなくてもいいからね、この子たちと遊んだりしてくれれば」
それは、子供と遊ぶのは好きだけど、遊びが普通と違うこの双児の相手が一番大変だ。
真一郎さんは、卵のついたソーセージを顔の前で軽く振り回しながら楽し気に言った。
「…ってそういえば、その料理の才能、店に欲しいな…今夜の仕事一緒に来てもらおうかな?」
「え?」
目があって、真一郎さんはニヤリと、なにか企んでる笑みを見た気がする…ど見間違えか?
逆に、ドキッとする。優しい微笑みで見つめている。
本当に真一郎さんてホストが天職だ。
男の僕でもドキッとさせるんだもん。(遠くで危害もなく見つめられるのは別)
「やだー!カイトは蓮達のもの!まだ僕と勝負してない~」
「そうだよぉ!」
「そうだね~いっぱい遊んでもらったら、今度はパパに貸してくれるかな?」
「うん!貸す~」
「いい子だね~ってことだから、よろしくね。カイトくん」
ぴっと、真剣な顔になり有無を言わせない。
貸すってって…僕はおもちゃ…みたいなモノなのかな…? でも居候の身で文句は言えない!
すずさん曰く、働かざるもの食うべからずだ。
真一郎さんにはすずさんと仲直りさせてくれる約束ある!
「はい!いっぱいあそぼ~ね~」
「うん!!!」
と親子3人に一斉返事をされた。
真一郎さん本気で僕で遊ぶ気なのだろうか?
新たな不安要素が増えた…
と合図のように真一郎さんはウインクをした。
「は、はい。カイトって言うんだよろしくね」
「うん!ヨロシクーーっ!!」
といい、二人していきなり僕に飛びかかってきた。
僕は重心を崩してソファーに倒れ容赦なく馬乗りにさて女の子のほうが小さな短い腕をクロスして遠慮なく首をしめてくる。
そして、男の子の方がカウントをとる。
「勝ったー!アイちゃんの勝ち!」
「さすが、藍ちゃん!今度、蓮くんのばんね!」
「こらこら、二人とも今日のところはこれぐらいにしなさい!」
さすがに見兼ねた真一郎さんが僕の上から藍ちゃんを持ち上げどか
し、蓮くんのとなりに下ろす。
「は~い!おやしゅみなちゃーい!」
やはり声をあわせて命令どうり部屋に戻っていく。
藍ちゃんの締め技のせいで咳き込む僕の背を真一郎さんが擦ってくれる。
「ごめんな凶暴な子供達で、でも可愛いだろ?すずちゃんが時たま来て、プロレスをあの子たちに教えていくんだよ」
「す…すずさんが……そうですか…」
確かに、鈴さんはプロレスが大好きだったから納得がいく。
それにしてもすずさん真一郎さんの家にくるなんて…
僕がもしここに居候させてもらってるって知ったらどうなるんだろう…
翌朝、真一郎さんにことわり、冷蔵庫の中に入っていた物で、僕は真一郎さんと双児達に朝御飯をふるまった。
振る舞ったといっても、ソーセージエッグと、さらだと、お味噌汁だけだけど。
「おいしー!」
「ねー!」
と双児は喜ぶ。
「うん、本当に美味しい!才能あるよカイトくん」
「有難うございます」
美味しいって言ってもらうのは、とっても嬉しい。
でもすずさんはここにはいない…なんだか寂しい。
「すずちゃんにカイトくんを返すのが惜しくなっちゃうなー…別に無理しなくてもいいからね、この子たちと遊んだりしてくれれば」
それは、子供と遊ぶのは好きだけど、遊びが普通と違うこの双児の相手が一番大変だ。
真一郎さんは、卵のついたソーセージを顔の前で軽く振り回しながら楽し気に言った。
「…ってそういえば、その料理の才能、店に欲しいな…今夜の仕事一緒に来てもらおうかな?」
「え?」
目があって、真一郎さんはニヤリと、なにか企んでる笑みを見た気がする…ど見間違えか?
逆に、ドキッとする。優しい微笑みで見つめている。
本当に真一郎さんてホストが天職だ。
男の僕でもドキッとさせるんだもん。(遠くで危害もなく見つめられるのは別)
「やだー!カイトは蓮達のもの!まだ僕と勝負してない~」
「そうだよぉ!」
「そうだね~いっぱい遊んでもらったら、今度はパパに貸してくれるかな?」
「うん!貸す~」
「いい子だね~ってことだから、よろしくね。カイトくん」
ぴっと、真剣な顔になり有無を言わせない。
貸すってって…僕はおもちゃ…みたいなモノなのかな…? でも居候の身で文句は言えない!
すずさん曰く、働かざるもの食うべからずだ。
真一郎さんにはすずさんと仲直りさせてくれる約束ある!
「はい!いっぱいあそぼ~ね~」
「うん!!!」
と親子3人に一斉返事をされた。
真一郎さん本気で僕で遊ぶ気なのだろうか?
新たな不安要素が増えた…
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