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佐井花烏月(さいかうづき)
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性別:
女性
職業:
一応漫画家?
趣味:
漫画を描く事
自己紹介:
佐井花烏月(さいかうづき)ともうします。
ここのブログでは
イラスト付童話や小説を制作していこうと思ってます。
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2012/11/09 (Fri)
短編小説
観光バスがパーキングを出てすぐ高速道路でバスジャックにあった。
バスジャックは青白い顔とひょろっとした体格の男だ。
目がもうヤバい感じにいっちゃっている。
手に、刃の長い包丁を持っている。
男は包丁の刃をぺろりとなめながら、
「この中で最も強いのは俺だぁ~逆らうやつは殺すぞ~」
私はパニック状態だった。
恐怖が感じられて声を発することもできない。
きっと一緒にバスに乗っている人も同じ心境だろう。
だが一人だけ格闘家を目指す弟が隣の窓側でスヤスヤと眠っている。
全く小学生だと思えない程に体格が良い。
この弟、寝てしまうとめったなことでは起きない。
私は何度も体を揺すって起こそうとしたが、揺すられているのが揺り籠のように気持ちが良いのかどんどん深い眠りにおちいっるようすだった。
(あああ~~!バカ!早く起きなさいよ!こんなやつあんたなら一発なんだから!)
と、焦っていた私と対照的に冷静なおじさんが冷静な声で男をなだめに
かかる。
「君落ち着きなさい…そして。その包丁を……」
「おれに逆らうなといっただろう!」
グサリとおじさんは包丁でさされてしまった。
おじさんはうつ伏せにバタリと倒れて動かず血が床にじわじわ滲み出ている。
本当に刺すとは恐怖がます。
だけど今がスキかも知れない。
彼は本当に刺してしまったことに自分でも驚いているのか?血で濡れた手を見て呆然としているようだった。
そのすきを狙ってエイ!っとその男に抱きつき取り押さえれば…
そのすきを狙ってエイ!っとその男に抱きつき取り押さえれば…
エイっとすぐそばにいた勇気ある男性が取り押さえたが、バスジャックは腰を取り押さえられた腕を包丁で刺した!
ギャッと悲鳴を上げてのたうち回っているその人の腹に包丁をまた突き刺した。男性は少し呻いて動かなくなった。
死んでしまったらしい…第2の犠牲者である。
あわわわわわ!私が考えた作戦もダメぇ~!?
こうなったら、みんなで一斉に取り押さえれば恐くない!
「みんな!一斉に押さえ抱えるのよ!」
わー!
と、みんなでとり押さえる想像をする…
「みんな!みんなでおそいかかるぞ!」
と若い男性がバスジャックに一人で取り押さえにかかる。
だが、
みんな腰が抜けていて席から立つことができず、三人の犠牲者が!
うう…現実の恐怖から皆実行に移せないのだ。
みんな黙って、犠牲者が増えるのを見ているしかないのか……
しばらく沈黙がながれ、運転手がパーキングに入ろうとすると包丁でおどされ、なかなかバスはとまらない…助けもこない…血生臭いさと死者と恐怖の中、私達は緊張状態だった。
黙っていれば、動かなければ殺されないと…思ってずっと微動だにしなかった。
だけど、バスジャックは恐ろしいことを言いだした。
「こうなったら、五分に一人ずつ殺してやる!フハハハハハ」
きゃ~~~~~!いや!!!誰か、はやクバスジャックされていることに気付いて助けにきてよ!!
男はジロジロ一人ずつ見ながら後部座席の方までいく。
運転手がまたどこかでバスをとめようとしたらヤバいので前の方にいそいでもどってくる。
そこから、また皆を見下すようにじろじろ選んでいる。
誰を殺すが吟味しているらしい。
そんな緊張状態にたえられなくなった、子供が恐怖の余り泣き出した。
「こわいよ~こわいよ~~~~!」
もう大声である。
こっちだって大声で泣きたい!
「うるせい!クソガキ!お前から殺してやる!」
殺気立った目をギラギラさせながらその子供に近かずく。
いたいけな子供まで手にかけるのか!?
「このバスから投げ出してやる!」
母親は子供を必死に守る。その母親を包丁で薙ぐ。
ああ!これで四人目!
子供はぎゃーぎゃーと叫ぶ!
子供を皆の前で投げるところを見せるためか前の方の座席の窓から投げようとするためそこまで移動する。
私の横を通り過ぎる。
だが私はとっさに男の腕をにしがみついてしまった!
(ああああ!私は何を!)
心の底にある正義感が私を動かした。
「なんで、そんな事をするの…?や…やめなさいよ!」
「指図するんじゃねぇーーーー!」
包丁が私の頬をかする。シートに包丁が刺さった。
一瞬殺されたかと思って頭が真っ白になったが子供の泣き声で我にかえった、とても恐ろしい!
心臓の音がくらいドクンドクンバクバクと聞こえ、体がガタガタと震える。
隣に寝ている弟が目覚める気配がした。弟にバスジャックは気がついた。
「こんな状況になってものうのうと寝ているとは!気にくわねぇなぁ~!」
弟の一八〇センチもある長身と屈強の男風の体格を睨みながら憎々し気に言う。彼はどう見てもアキバ系のオタクでひょろっちい男に対して、弟は屈強の男風である。
嫉妬心が湧いたらしい、男は殺気をみなぎらせて叫ぶ。
「俺の方が今は最強に強いんだ!お前のような男だって殺すことができるんだぞ!」
といい寝ているこう見えても小学生の弟の心臓をめがけて包丁を振り上げた!
「きゃーーーー!」
私は思いっきり叫んだ!
「うるせーな!!!」
と弟は不機嫌な声をあげると、バスジャックの頭を片手で鷲掴み、包丁を奪い取り捨て、腹部に拳を数発入れ、最後に頭を殴りつけて投げ飛ばした。
バスジャックヤローはバスの大きなウインドウに体を打ち付けて気絶した。
恐怖からの呆気無い解放だった…
「ん?なんだ?この血まみれのバスは?」
完璧に目覚めた弟は何が起きたか分からない様子だった。
警察と救急車が私たちを保護しバスジャックを逮捕した。
バスから降りると弟に私は簡単に説明をしてやった。
すると弟は、
「オレってやっぱり最強に強い男だなぁ~はっはっは!」
とテレ笑いしながら自我自尊している。そんな弟をみて私は腹が立った…
「テメーが早く起きネェーからこんな目にあったんだろうがぁ!」
弟の急所を蹴り、エルボを食らわし、みぞおちに蹴りを数発入れ弟をのした。
「うわ~ん!ネェちゃんが虐める~!たす…けて……」
そんな姉弟をみた誰かが呟いた。
「最強者は君だ!」と……
終わり
バスジャックは青白い顔とひょろっとした体格の男だ。
目がもうヤバい感じにいっちゃっている。
手に、刃の長い包丁を持っている。
男は包丁の刃をぺろりとなめながら、
「この中で最も強いのは俺だぁ~逆らうやつは殺すぞ~」
私はパニック状態だった。
恐怖が感じられて声を発することもできない。
きっと一緒にバスに乗っている人も同じ心境だろう。
だが一人だけ格闘家を目指す弟が隣の窓側でスヤスヤと眠っている。
全く小学生だと思えない程に体格が良い。
この弟、寝てしまうとめったなことでは起きない。
私は何度も体を揺すって起こそうとしたが、揺すられているのが揺り籠のように気持ちが良いのかどんどん深い眠りにおちいっるようすだった。
(あああ~~!バカ!早く起きなさいよ!こんなやつあんたなら一発なんだから!)
と、焦っていた私と対照的に冷静なおじさんが冷静な声で男をなだめに
かかる。
「君落ち着きなさい…そして。その包丁を……」
「おれに逆らうなといっただろう!」
グサリとおじさんは包丁でさされてしまった。
おじさんはうつ伏せにバタリと倒れて動かず血が床にじわじわ滲み出ている。
本当に刺すとは恐怖がます。
だけど今がスキかも知れない。
彼は本当に刺してしまったことに自分でも驚いているのか?血で濡れた手を見て呆然としているようだった。
そのすきを狙ってエイ!っとその男に抱きつき取り押さえれば…
そのすきを狙ってエイ!っとその男に抱きつき取り押さえれば…
エイっとすぐそばにいた勇気ある男性が取り押さえたが、バスジャックは腰を取り押さえられた腕を包丁で刺した!
ギャッと悲鳴を上げてのたうち回っているその人の腹に包丁をまた突き刺した。男性は少し呻いて動かなくなった。
死んでしまったらしい…第2の犠牲者である。
あわわわわわ!私が考えた作戦もダメぇ~!?
こうなったら、みんなで一斉に取り押さえれば恐くない!
「みんな!一斉に押さえ抱えるのよ!」
わー!
と、みんなでとり押さえる想像をする…
「みんな!みんなでおそいかかるぞ!」
と若い男性がバスジャックに一人で取り押さえにかかる。
だが、
みんな腰が抜けていて席から立つことができず、三人の犠牲者が!
うう…現実の恐怖から皆実行に移せないのだ。
みんな黙って、犠牲者が増えるのを見ているしかないのか……
しばらく沈黙がながれ、運転手がパーキングに入ろうとすると包丁でおどされ、なかなかバスはとまらない…助けもこない…血生臭いさと死者と恐怖の中、私達は緊張状態だった。
黙っていれば、動かなければ殺されないと…思ってずっと微動だにしなかった。
だけど、バスジャックは恐ろしいことを言いだした。
「こうなったら、五分に一人ずつ殺してやる!フハハハハハ」
きゃ~~~~~!いや!!!誰か、はやクバスジャックされていることに気付いて助けにきてよ!!
男はジロジロ一人ずつ見ながら後部座席の方までいく。
運転手がまたどこかでバスをとめようとしたらヤバいので前の方にいそいでもどってくる。
そこから、また皆を見下すようにじろじろ選んでいる。
誰を殺すが吟味しているらしい。
そんな緊張状態にたえられなくなった、子供が恐怖の余り泣き出した。
「こわいよ~こわいよ~~~~!」
もう大声である。
こっちだって大声で泣きたい!
「うるせい!クソガキ!お前から殺してやる!」
殺気立った目をギラギラさせながらその子供に近かずく。
いたいけな子供まで手にかけるのか!?
「このバスから投げ出してやる!」
母親は子供を必死に守る。その母親を包丁で薙ぐ。
ああ!これで四人目!
子供はぎゃーぎゃーと叫ぶ!
子供を皆の前で投げるところを見せるためか前の方の座席の窓から投げようとするためそこまで移動する。
私の横を通り過ぎる。
だが私はとっさに男の腕をにしがみついてしまった!
(ああああ!私は何を!)
心の底にある正義感が私を動かした。
「なんで、そんな事をするの…?や…やめなさいよ!」
「指図するんじゃねぇーーーー!」
包丁が私の頬をかする。シートに包丁が刺さった。
一瞬殺されたかと思って頭が真っ白になったが子供の泣き声で我にかえった、とても恐ろしい!
心臓の音がくらいドクンドクンバクバクと聞こえ、体がガタガタと震える。
隣に寝ている弟が目覚める気配がした。弟にバスジャックは気がついた。
「こんな状況になってものうのうと寝ているとは!気にくわねぇなぁ~!」
弟の一八〇センチもある長身と屈強の男風の体格を睨みながら憎々し気に言う。彼はどう見てもアキバ系のオタクでひょろっちい男に対して、弟は屈強の男風である。
嫉妬心が湧いたらしい、男は殺気をみなぎらせて叫ぶ。
「俺の方が今は最強に強いんだ!お前のような男だって殺すことができるんだぞ!」
といい寝ているこう見えても小学生の弟の心臓をめがけて包丁を振り上げた!
「きゃーーーー!」
私は思いっきり叫んだ!
「うるせーな!!!」
と弟は不機嫌な声をあげると、バスジャックの頭を片手で鷲掴み、包丁を奪い取り捨て、腹部に拳を数発入れ、最後に頭を殴りつけて投げ飛ばした。
バスジャックヤローはバスの大きなウインドウに体を打ち付けて気絶した。
恐怖からの呆気無い解放だった…
「ん?なんだ?この血まみれのバスは?」
完璧に目覚めた弟は何が起きたか分からない様子だった。
警察と救急車が私たちを保護しバスジャックを逮捕した。
バスから降りると弟に私は簡単に説明をしてやった。
すると弟は、
「オレってやっぱり最強に強い男だなぁ~はっはっは!」
とテレ笑いしながら自我自尊している。そんな弟をみて私は腹が立った…
「テメーが早く起きネェーからこんな目にあったんだろうがぁ!」
弟の急所を蹴り、エルボを食らわし、みぞおちに蹴りを数発入れ弟をのした。
「うわ~ん!ネェちゃんが虐める~!たす…けて……」
そんな姉弟をみた誰かが呟いた。
「最強者は君だ!」と……
終わり
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