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佐井花烏月(さいかうづき)
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女性
職業:
一応漫画家?
趣味:
漫画を描く事
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佐井花烏月(さいかうづき)ともうします。
ここのブログでは
イラスト付童話や小説を制作していこうと思ってます。
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2012/11/09 (Fri)
ラブコメ
私と彼氏は教室の一番後ろの席で川を挟んだとなりの席同士。
けれど、今私たちはケンカ中、この一週間口もきかなければ、顔も合わさない。
こんな一週間となりの席で近くなのは気まずい雰囲気がとても居心地が悪い…
数日前は幸せでいっぱいだったのに…
私がこんないらついた悶々として苛々しているのに彼は無表情で授業を受けている。
喧嘩の原因は彼だ。
私は悪くない。
私は彼が好きだった。
彼も私を好きでいてくれて当然なのに……
彼はそうじゃなかったのかと思うと悶々とした気分より、悲しさがまして、涙が出てきた。
そんな顔を誰にもとくに、彼に見られたくなくて机に突っ伏しって顔を隠したら、肘に消しゴムが当たった。
その消しゴムは席の後ろに落ちた。
席を立ち早く消しゴムをとろうとしたら、彼も気づいたみたいで、消しゴムをとる手が触れた。
その時に指が触れあった。
久々に彼の温かさに触れた…
「あ…ありがとう…」
小さな声で礼を言った。
「礼を言われることじゃないから…」
彼も私と同じくらいの音量で返した
あの時と同じだ…
入学当時を思い出した。
入学してしばらく友達もいなくて事業中に消しゴムを落としたのを彼が拾ってくれた。
「あ、ありがとう…」
彼はにっと笑って
「礼を言われることじゃないから」
少しぶっきらぼうに返事をし消しゴムを渡してくれた。
彼がクラスで初めての話し相手になった。
照れ屋さんであまり口かづは少ないけれど、優しい彼。
それから、仲よくなって、カップルになれたのに……
ケンカの理由は、
浮かれてノートに、
とーっても彼氏がやさしくて、すてき!みたいなことをノートに落書きで描いていたのを友達に見られて、ちゃかされて、
恥ずかしくなった彼はむきになって
「そんなはずかしいことかくな!」
と怒鳴ってムキになって私の気持ちを綴ったその落書きを消した。
とてもショックで
頭にきて
心が痛かった。
恥ずかしいのは分かるけど怒鳴らなくてもいいのに…
消さなくてもいいじゃないっ!
私の気持ちを否定されたと思った。
そのことを思い出せば、目ををそらして無視して早く席に着こうとするが、
それよりも早く彼は、私の顔に触れてキスをした。
えっ!?
「ごめん、むきになって、消すことじゃなかった…」
小声で私に囁いた彼は、顔を真っ赤にして謝った。
「オレお前のこと好きだよ」
さらに顔を赤くして囁いた。
「わたしも好きこの気持ちは消えないからね」
落ちた消しゴムは
恋をさせてくれた。
その消しゴムで喧嘩もしたけれど
わだかまりを消してくれて
ファーストキスでさらに彼が好きになった。
私達を恋させる奇跡の消しゴム。
「おい、そこ!受業中何してるか!」
先生に怒られ、
クラス中でわらわれたけれど、私達はしあわせだった。
けれど、今私たちはケンカ中、この一週間口もきかなければ、顔も合わさない。
こんな一週間となりの席で近くなのは気まずい雰囲気がとても居心地が悪い…
数日前は幸せでいっぱいだったのに…
私がこんないらついた悶々として苛々しているのに彼は無表情で授業を受けている。
喧嘩の原因は彼だ。
私は悪くない。
私は彼が好きだった。
彼も私を好きでいてくれて当然なのに……
彼はそうじゃなかったのかと思うと悶々とした気分より、悲しさがまして、涙が出てきた。
そんな顔を誰にもとくに、彼に見られたくなくて机に突っ伏しって顔を隠したら、肘に消しゴムが当たった。
その消しゴムは席の後ろに落ちた。
席を立ち早く消しゴムをとろうとしたら、彼も気づいたみたいで、消しゴムをとる手が触れた。
その時に指が触れあった。
久々に彼の温かさに触れた…
「あ…ありがとう…」
小さな声で礼を言った。
「礼を言われることじゃないから…」
彼も私と同じくらいの音量で返した
あの時と同じだ…
入学当時を思い出した。
入学してしばらく友達もいなくて事業中に消しゴムを落としたのを彼が拾ってくれた。
「あ、ありがとう…」
彼はにっと笑って
「礼を言われることじゃないから」
少しぶっきらぼうに返事をし消しゴムを渡してくれた。
彼がクラスで初めての話し相手になった。
照れ屋さんであまり口かづは少ないけれど、優しい彼。
それから、仲よくなって、カップルになれたのに……
ケンカの理由は、
浮かれてノートに、
とーっても彼氏がやさしくて、すてき!みたいなことをノートに落書きで描いていたのを友達に見られて、ちゃかされて、
恥ずかしくなった彼はむきになって
「そんなはずかしいことかくな!」
と怒鳴ってムキになって私の気持ちを綴ったその落書きを消した。
とてもショックで
頭にきて
心が痛かった。
恥ずかしいのは分かるけど怒鳴らなくてもいいのに…
消さなくてもいいじゃないっ!
私の気持ちを否定されたと思った。
そのことを思い出せば、目ををそらして無視して早く席に着こうとするが、
それよりも早く彼は、私の顔に触れてキスをした。
えっ!?
「ごめん、むきになって、消すことじゃなかった…」
小声で私に囁いた彼は、顔を真っ赤にして謝った。
「オレお前のこと好きだよ」
さらに顔を赤くして囁いた。
「わたしも好きこの気持ちは消えないからね」
落ちた消しゴムは
恋をさせてくれた。
その消しゴムで喧嘩もしたけれど
わだかまりを消してくれて
ファーストキスでさらに彼が好きになった。
私達を恋させる奇跡の消しゴム。
「おい、そこ!受業中何してるか!」
先生に怒られ、
クラス中でわらわれたけれど、私達はしあわせだった。
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