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佐井花烏月(さいかうづき)
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一応漫画家?
趣味:
漫画を描く事
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佐井花烏月(さいかうづき)ともうします。
ここのブログでは
イラスト付童話や小説を制作していこうと思ってます。
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2011/06/13 (Mon)
すずにひもシリーズ
「なんか、このお店に関係あるみたい。私のこと尾行して、この店にい たのが気にくわなかったんじゃないの?」
確かにそうだ……
あの時はすずさんが悪いって思ってた。
ヒカルさんが恋人だと思ってたから……
今はそんな関係じゃないって分かって、僕が一方的に悪いんだって反省している。
「私、カイトのこと、ないがしろにした覚えないんだけどなぁ…まあ…奴隷みたいに扱使っていたけど」
奴隷と未だ言う。
やっぱり奴隷程度なのだろうか?僕は……なんだか泣けてきた。
「奴隷?それはひどい例えだな、ヒモじゃないの?」
「ヒモは恋人同士でしょう?私達まだそんな関係じゃなかったもん」
「まだ?…すずちゃんがその気になればヒモになれたんじゃないの?」
「だって…恥ずかしいじゃない……相手の気持ちも分からないのに……
そ、それに、犯罪者になりたくないしっ」
「ああ、それは確かにね。でも数年たてばさ、そんなの関係なくなるよ?」
そして、男性独特の艶っぽい雰囲気ですずさんに微笑みかけた。
「すずちゃんて…恥ずかしがり屋さんだね。そう言うところ妻に似てる……」
すずさんは、体を引いて戸惑っている。
「そ、そうかな?わたしも、ねーちゃんに似てきてるって思う時もあるけど……」
ジッと見つめたまま真一郎さんは何も言わなくなった。
すずさんも見つめられてそのまま固まっている。
初恋の人でまだ、すずさんは真一郎さんのことが好きなんだろうか?
ほのかに顔が赤い。
真一郎さんはジッと憂い気にすずさんを見つめて、だんだん顔を近づけている。
「真一郎さん酔ってる……の?」
「よってないよ?里利子…」
真一郎さんはお酒一杯で酔っていた。
すずさんはそのまま動かない。
いや、体を引いている分ソファーに寄り掛かっているが、倒れて、そのままじゃキス以上な事をしそうな雰囲気だった。
なんで!!?
いきなりそんなことを!?
れって本当に作戦?なんの!?
「い…いやだ…ちょっと、真一郎さんっ!」
そのままソファにすずさんと倒れ込もうとする。
「だめーーーーーーーーっ!!
すずさんは僕のなんだから!!!」
誰であろうとすすさんをとられるのはいやだ!
折角作ったサンドイッチも投げ捨てて、自分でいうのもなんだけど、人間業じゃない早さで、二人のそばに行き真一郎さんとを突き飛ばしてしまった。
ガシャーンっとテーブルとグラスがひっくり返る。
真一郎さんに怪我はないか心配するより、すずさんの腕をつかんでいた。
「行こう!!すずさん!」
「え!?カイト!?」
すずさんは何が起こったか分からない様子だったが、そのまま店を出た。
出ていく後ろで、真一郎さんの笑い声が聞こえた……
確かにそうだ……
あの時はすずさんが悪いって思ってた。
ヒカルさんが恋人だと思ってたから……
今はそんな関係じゃないって分かって、僕が一方的に悪いんだって反省している。
「私、カイトのこと、ないがしろにした覚えないんだけどなぁ…まあ…奴隷みたいに扱使っていたけど」
奴隷と未だ言う。
やっぱり奴隷程度なのだろうか?僕は……なんだか泣けてきた。
「奴隷?それはひどい例えだな、ヒモじゃないの?」
「ヒモは恋人同士でしょう?私達まだそんな関係じゃなかったもん」
「まだ?…すずちゃんがその気になればヒモになれたんじゃないの?」
「だって…恥ずかしいじゃない……相手の気持ちも分からないのに……
そ、それに、犯罪者になりたくないしっ」
「ああ、それは確かにね。でも数年たてばさ、そんなの関係なくなるよ?」
犯罪がどうのという現実な問題っていったのは、前の言葉の本音を知られたくなくてわざと否定する為に言ったように感じた。
『相手の気持ちも分からないのに……』
とすずさんは言った。
それって、すずさんも僕のこと好きって事なんだろうか?
そこのところをもっとよく知りたいと聞きたいと思ってたところへ、
「カイコちゃんっサンドイッチまだ?出来たら持ってきて」
と真一郎さんが僕を呼ぶ。
「あ、はい、ただいま持っていきます」
サンドイッチはもう出来上がっていた。
けれど、サンドイッチをもって行くのを躊躇う。
いくら女装してるからって、バレたりしないだろうか?
僕は出来上がったサンドイッチを持ちながら落ち尽きなく不安でウロウロしていた。
そんな僕を真一郎さんはチラっとみて、グラスに入ったお酒をグビッと飲みカクッと頭を俯かせたと思うと、そっとすずさんの頬を両手で触れた。
『相手の気持ちも分からないのに……』
とすずさんは言った。
それって、すずさんも僕のこと好きって事なんだろうか?
そこのところをもっとよく知りたいと聞きたいと思ってたところへ、
「カイコちゃんっサンドイッチまだ?出来たら持ってきて」
と真一郎さんが僕を呼ぶ。
「あ、はい、ただいま持っていきます」
サンドイッチはもう出来上がっていた。
けれど、サンドイッチをもって行くのを躊躇う。
いくら女装してるからって、バレたりしないだろうか?
僕は出来上がったサンドイッチを持ちながら落ち尽きなく不安でウロウロしていた。
そんな僕を真一郎さんはチラっとみて、グラスに入ったお酒をグビッと飲みカクッと頭を俯かせたと思うと、そっとすずさんの頬を両手で触れた。
そして、男性独特の艶っぽい雰囲気ですずさんに微笑みかけた。
「すずちゃんて…恥ずかしがり屋さんだね。そう言うところ妻に似てる……」
すずさんは、体を引いて戸惑っている。
「そ、そうかな?わたしも、ねーちゃんに似てきてるって思う時もあるけど……」
ジッと見つめたまま真一郎さんは何も言わなくなった。
すずさんも見つめられてそのまま固まっている。
初恋の人でまだ、すずさんは真一郎さんのことが好きなんだろうか?
ほのかに顔が赤い。
真一郎さんはジッと憂い気にすずさんを見つめて、だんだん顔を近づけている。
「真一郎さん酔ってる……の?」
「よってないよ?里利子…」
真一郎さんはお酒一杯で酔っていた。
すずさんはそのまま動かない。
いや、体を引いている分ソファーに寄り掛かっているが、倒れて、そのままじゃキス以上な事をしそうな雰囲気だった。
なんで!!?
いきなりそんなことを!?
れって本当に作戦?なんの!?
「い…いやだ…ちょっと、真一郎さんっ!」
そのままソファにすずさんと倒れ込もうとする。
「だめーーーーーーーーっ!!
すずさんは僕のなんだから!!!」
誰であろうとすすさんをとられるのはいやだ!
折角作ったサンドイッチも投げ捨てて、自分でいうのもなんだけど、人間業じゃない早さで、二人のそばに行き真一郎さんとを突き飛ばしてしまった。
ガシャーンっとテーブルとグラスがひっくり返る。
真一郎さんに怪我はないか心配するより、すずさんの腕をつかんでいた。
「行こう!!すずさん!」
「え!?カイト!?」
すずさんは何が起こったか分からない様子だったが、そのまま店を出た。
出ていく後ろで、真一郎さんの笑い声が聞こえた……
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