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佐井花烏月(さいかうづき)
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性別:
女性
職業:
一応漫画家?
趣味:
漫画を描く事
自己紹介:
佐井花烏月(さいかうづき)ともうします。
ここのブログでは
イラスト付童話や小説を制作していこうと思ってます。
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2012/11/09 (Fri)
さいかうづきの童話の詩
白鳥に変えられた私
だけど嫌じゃなかった
人間でいるより縛られるものがないから
白鳥の生活になれてしまえばどうということもない
ただ私という存在を感じていられる
だけど
☆
王子に恋をしてしまった
私は貴方に心を縛られる
私ではない私を私だと思い偽りの愛に誓われたくない…
そうよ…
……私は私を一番愛している
そう気づくと自分が情けなくおろかにおもえた…
白鳥である私は自分で呪いをかけている…
☆
愛を誓った姫は本物の姫ではなかった
偽りの誓いを僕はしてしまった
王子の私は皆のまえで恥を晒した
父母の前で悪魔の娘に愛を誓うなど前代未聞だ
皆私を愚かな王子と見るだろう
白鳥の姫だって僕に失望しただろう
プライドが許せない
そんな僕に悪魔は言う
白鳥の姫の呪いはお前には解けない
姫に初恋を抱き愛せるものでなくてはならない
恋を知らぬおろかな王子に姫の呪いを解くことはできぬと
たしかに僕は恋をしらない
人の姿に戻った姫にときめいたがこれが恋だったのだろうか…
あっさり愛を告げるほど姫を愛してただろうか
ただ皆から一人前だと思われたかった
ただの娘を嫁にしたくはなかった
白鳥の姫と出逢って呪いを解ければ
名声も美しい姫も手に入るとの欲望だけだったのだ
改めて気づけば僕は悪魔が言うように
なんておろかな王子
呪いなど解けるはずもない
自分しか愛せないのだから…
☆
自分しか愛せぬのだと呪いが解けず苦しむ白鳥の姫
利己的な王子は白鳥の愛すべきはず姫を悲しい表情でみつめる
ごめん
呪いをといてあげられなくて…
いいのです
分かっていたことだから
ただ自分しか愛せない私がこの呪いを解けなくしているだけ
だけど…
どうしてかしら
貴方が実際に来てくれただけで
今までの悩みなどきえて
ただ貴方が来てくれたそれだけがとても嬉しいのです
幸せなのです
僕も人間だった姫に逢うこと呪いをといて…
めでたく結婚することだけ考えてた
真実の恋や愛なんて考えてなかった
なのに
純白の白鳥の姿の君に僕は心を引かれた
貴女の心がその姿を表しているからだろうね
僕も貴女のような白鳥になっていつまでも君に寄り添いたい…
☆
白鳥の姫を救いにいった王子は
とうとう
帰らない
いや帰りたくないのだろう
地位や名誉に縛られた人間界に…
悪魔は湖の精霊
美しき二人の魂を美しき湖の世界に囲う
美しき白鳥が二羽
互いだけの世界を
いつまでもいとおしく寄り添う…
白鳥に変えられた私
だけど嫌じゃなかった
人間でいるより縛られるものがないから
白鳥の生活になれてしまえばどうということもない
ただ私という存在を感じていられる
だけど
☆
王子に恋をしてしまった
私は貴方に心を縛られる
私ではない私を私だと思い偽りの愛に誓われたくない…
そうよ…
……私は私を一番愛している
そう気づくと自分が情けなくおろかにおもえた…
白鳥である私は自分で呪いをかけている…
☆
愛を誓った姫は本物の姫ではなかった
偽りの誓いを僕はしてしまった
王子の私は皆のまえで恥を晒した
父母の前で悪魔の娘に愛を誓うなど前代未聞だ
皆私を愚かな王子と見るだろう
白鳥の姫だって僕に失望しただろう
プライドが許せない
そんな僕に悪魔は言う
白鳥の姫の呪いはお前には解けない
姫に初恋を抱き愛せるものでなくてはならない
恋を知らぬおろかな王子に姫の呪いを解くことはできぬと
たしかに僕は恋をしらない
人の姿に戻った姫にときめいたがこれが恋だったのだろうか…
あっさり愛を告げるほど姫を愛してただろうか
ただ皆から一人前だと思われたかった
ただの娘を嫁にしたくはなかった
白鳥の姫と出逢って呪いを解ければ
名声も美しい姫も手に入るとの欲望だけだったのだ
改めて気づけば僕は悪魔が言うように
なんておろかな王子
呪いなど解けるはずもない
自分しか愛せないのだから…
☆
自分しか愛せぬのだと呪いが解けず苦しむ白鳥の姫
利己的な王子は白鳥の愛すべきはず姫を悲しい表情でみつめる
ごめん
呪いをといてあげられなくて…
いいのです
分かっていたことだから
ただ自分しか愛せない私がこの呪いを解けなくしているだけ
だけど…
どうしてかしら
貴方が実際に来てくれただけで
今までの悩みなどきえて
ただ貴方が来てくれたそれだけがとても嬉しいのです
幸せなのです
僕も人間だった姫に逢うこと呪いをといて…
めでたく結婚することだけ考えてた
真実の恋や愛なんて考えてなかった
なのに
純白の白鳥の姿の君に僕は心を引かれた
貴女の心がその姿を表しているからだろうね
僕も貴女のような白鳥になっていつまでも君に寄り添いたい…
☆
白鳥の姫を救いにいった王子は
とうとう
帰らない
いや帰りたくないのだろう
地位や名誉に縛られた人間界に…
悪魔は湖の精霊
美しき二人の魂を美しき湖の世界に囲う
美しき白鳥が二羽
互いだけの世界を
いつまでもいとおしく寄り添う…
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